不動産市場ではあまりない

こうした借地権に関しての今まで述べたようなあり方に関してですが、実際の我が国内においての不動産市場などにおいての例などは、あまり多くは無いと言われています。事実、我が国の場合には、例えば一戸建てタイプの借家の場合には、土地建物付きで一体型の形で貸し出す貸主の方が多いので、建物のみなどという形の売買とかはあまりなされたりはしないようです。また、実際に貸主としては借主に貸し出したりしている土地建物の両方をセットで、不動産業者の仲介のうえあるいはそれの無いような直接的な形で、一度に借主へ売却をしたりするような形が多いので、あまり土地のみや建物のみなどといった事例などは稀な感じがします。

また、そのような売却方法なども貸主側あるいは借主側双方にとっても、あらゆる面においてあまりメリットなどはありませんので、このような形自体があまりないといえます。ただ、ビジネス面においての転売の対象である不動産としてのあり方からすると、それを購入後においてすぐに売却をしたりするような場合においては、大変メリットがあるような面もあるものと考えられます。ただし、こういった場合にはその売却の対象物である物件自体の価値が高い場合に限るといえますので、実際に経済的メリットなどがあるかどうかについてはわからないのが現状です。