借地権について知っておこう

そもそもこの「借地権(しゃくちけん)」と呼ばれている権利は、主に土地建物などの賃借をする際において、それらを借りる側である借主にその際の登記などが無くても、土地の上にその借主が自らの登記を備えている建物などの所有をしたりしている際には、その登記の備えを主張して、貸主以外の第三者への対抗が出来るという対抗要件としての権利の1つであるといえます。この登記による借地権が借地借家法(同法10条1項)に規定をされたりしているおかげで、借主はその借地上にある建物の所有権を主張する事が出来ますので、そのおかげで自らの日常生活面においての生存権(日本国憲法25条各項等)を守ることが出来、土地自体が借地ではあっても囲繞地通行権(民法210条1項)を借地の所有者である貸主などへ主張して、その借地上を通行しながら労働や日常生活行為などを行う事が可能となります。

ただし、これはあくまで正当な理由や事情などにより借主本人が借地上においての建物やその登記を備えたりしている場合においての話であり、それらを不当に貸主やその他の第三者などから悪意であるいは公序良俗に反するようなやり方で奪取あるいは詐取などをして入手をしたりしていた場合においては、それらのような事実が証明をされたりした場合には登記は無効となり、建物の所有権なども無くなりますので、この場合でのケースに関してようく覚えておく必要性があるものといえます。また、その所有をしている建物を正当な事由により所持をしている場合には、それを土地の貸主の承諾なく第三者へ転売できますので、これも知恵として覚えておいた方が良いかもしれません。